腰痛

■腰痛は日本一!

日本人の職業病の第1位である「腰痛」。
厚生労働省の平成30年国民生活基礎調査によると、2800万人(人口の4人に1人)が腰痛を持っています。

世界各国と比較して、日本は腰痛患者が多く、日本人は欧米人比べて腰痛になりやすい体型であることがその原因の一つと言われています。


■腰痛のメカニズムと分類

腰痛のメカニズムはハッキリとはわかっていません。
一概に腰痛といっても、様々な原因があるため、その原因を突き止めて治療することが大切で、再発防止にもなります。

何らかの原因で心身のバランスが崩れ、あるメカニズムを踏んで腰痛が発生するわけですが、症状から下記のように大まかに分類できると思います。

1. 筋肉性の腰痛
2. 骨(背骨)の歪みから来る腰痛
3. 関節(股関節、仙腸関節、腰椎)の異常から来る腰痛
4. 脊髄神経性(中枢神経または末梢神経)の腰痛
5. 内臓から来る腰痛
6. 脳の思い込みからくる腰痛

これらは、因果関係が相互に絡んでいるため、切り離して考えることはできません。


■腰痛症状の分析

「腰が痛い!」と一言で言っても、よくよく聞いてみると、どんな感じで痛いのかはそれぞれです。

・重い怠い痛み
・チクチクする痛み
・太ももや足指などのシビレを伴う痛み

痛みが出る箇所もそれぞれで、

・腰と背中の境目あたりが重い感じ
・腰骨の下の方(付け根)が痛い
・骨盤の上(仙骨付近)が痛い、チクチクする

また、どういう時に痛いのか?

・動かないでジッとしていても痛い
・前にかがむ、あるいは後ろに反る、腰をひねるときに痛みが出る
・動き出し(例えば、立ち上がる時)に痛く、動いてしまえば痛くない
・電車の中で10分、20分と立っていると段々と腰が痛くなってくる

このように、ご自身の腰痛は、どの辺りが、どうすると、どのように、痛いのかを自己分析、治療であれば問診で明確にすることが大切です。

■腰痛に対する当院のアプローチ

腰痛の原因は、突き詰めると身体の歪み、心的なストレス、となります。

局所的な治療をすることも必要ですが、体全体の歪みを修正するために、土台である骨盤とその上に乗る背骨(腰椎、胸椎、頸椎、頭蓋骨)が正しい位置に戻すことが治療の考え方の土台としております。
また、心的ストレスが痛みを出していることもあるため、問診や治療中の患者様とのお話の中で一緒に症状の改善を図っていきます。

また、整形外科的な病気のために発生する腰痛があります(症候性の腰痛)。例えば、
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰椎分離症
・腰椎すべり症
・腰椎脊柱管狭窄症
これらの病変による腰痛が疑われる場合は、指圧治療の前に、整形外科などでレントゲンやMRIを撮影し医師の診断を仰ぐことをお薦めしています。