症例

背中を反らすと、背中と腰の間が痛い

数カ月前から、背中を後ろに反ったり、靴を履く時にかがんだりすると、背中と腰の間、背骨の左側に痛みが出る。来院前に数か月間、整形外科でリハビリを受けたのが一向に改善されず通うのを辞めていた。

背中を反らすと、背中と腰の間が痛い

初回問診・視診

 クラシックバレエをやられているので身体の柔軟性は十分あった。しかし、軽い側弯症のため若干の猫背姿勢と、背中を後ろに沿ったときに、背中の硬さのために腰の上あたり(胸腰移行部)を過度に反る動作が見受けられた。

原因

 背中の痛みは数か月続いているため、慢性的な痛み。全身の歪みを診ると同時に、胸腰移行部の負担軽減のため、背中の可動性を上げる押圧を行う治療方針とした。

治療経過

1回目
 猫背矯正と背中の可動域を上げる押圧操作で背部を反った時の痛みが軽減したが、痛みがまだ残る。胸腰移行部の使い過ぎを軽減するために、背骨の可動性を上げるストレッチ法をお伝えし毎日実践いていただくようお伝えした。

2回目
 背中を反るといまだ痛みが出る状態だったため、上半身を主体に押圧。背中全体の可動域を上げることで痛みが軽減。しかし胸腰移行部の腰椎左を押すと痛みが出る。

3回目
毎日のストレッチを続けていただいた効果があり、背中の痛みがほぼ消失。幹部の若干の圧痛が残るが、この段階でほぼ完治。

まとめ

 症状発生の思い当たる節は無いが、背中を反るときに軽い側弯症が原因で脊柱の胸腰移行部に負担が掛かる状態であった。慢性症状であったため、少し長期的な治療計画とし背中の柔軟性を上げる運動法も自宅で継続して頂いた。治療期間2カ月、3回の治療で完治した。

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