院長のブログ

首が痛い原因について(肩こり、頸椎症、頸椎ヘルニア、など)

首が痛い原因について(肩こり、頸椎症、頸椎ヘルニア、など)

前回、「首が痛い原因は?」ということで投稿しましたが、今回はその続編です。
ご参考になれば幸いです。

頸椎ヘルニアで首が痛い女性

様々な首の痛み

首が痛いと言っても痛み方は様々です。
痛い場所: 首の横、後ろ
痛み方:  首を後ろに反ると痛い、頭を上から押すと首が痛い、
痛みの質: チクチク痛い、ピキッと痛む、重だるい感じ、腕のシビレも伴う

これらの症状を、問診で患者様によくお聞きしたり、必要に応じて整形外科テストを行って疼痛誘発をかけることで疾患の鑑別ができます(注意:診断は医師にしかできません)。

臨床経験的に、
(1) 首周りの筋肉の緊張からくる痛み
(2) 頸椎の歪みからくる痛み(ストレートネック、スマホ首なども含む)
(3) 椎間板が薄くなることによって出る痛み(椎間板腔狭小化
(4) 骨の変形
(5) 頸椎での神経の圧迫(頸椎ヘルニアを含む)
のように分かれてきます。

上記の(1)~(5)が絡み合って症状がでることもあるので、一概に分けることはできません。

このうち、(1)は特に骨に異常がない場合の痛みで、いわゆる「首コリ」です。
(2)は専門家の正しい指導の下で普段の姿勢を矯正することにより、痛みは改善していきます。

スマホ首、ストレートネック
(3)~(5)は、骨や椎間板の何らかの異常があるため、「首コリ」では済まない状態です。レントゲンなどで医師の診断を受け、治療方針を立てると良いです。

整形外科疾患名による分類

1.頸椎椎間板ヘルニア

詳細は省きますが、椎間板によって神経が圧迫され、下記症状が出ます。
頚椎症状: 首を動かすと首がチクチク痛い
神経根症状: 腕の痛みやしびれ感、腕の力が入りずらい(脱力感)
脊髄症状: 手指全体のシビレや手指の感覚障害、手指での細かい動作がしずらい、直腸膀胱障害

2.頚椎症(頚椎症性神経根症、頚椎症性脊髄症)

年齢とともに出すい症状で、
椎間腔の狭小化(椎間板の厚みが薄くなることによる)
骨棘の形成(椎体の前方、後方、椎間関節の骨棘)
椎間孔の狭窄
などの骨の変形が主な原因です。

症状は、頸椎ヘルニアと同様に、
・頚椎症状
・神経根症状
・脊髄症状
があります。

整形外科疼痛誘発テスト

神経根症状では下記のテストが陽性となります。
ジャクソンテスト
スパーリングテスト

治療法

西洋医学的なアプローチと東洋医学的なアプローチとで、治療方法が変わってきます。

症状の重篤さによって変わりますが、西洋医学的には、
保存療法(薬や頸椎けん引、リハビリなど)
手術療法

東洋医学的には、
指圧療法
鍼灸療法

ということになります。

このほかに、民間の整体療法もあります。

当院の治療法

当院では指圧療法を行っております。
症状によってアプローチは多少変わりますが、基本的には正しい姿勢を取れるように
全身を整えていきます。
例えば、猫背の方が首の痛みを訴えた場合、首だけの治療では根本的な解決にはなりません。
背骨をきちんと正す必要があります。そして、背骨を正すためには腰骨(腰椎)を正しい湾曲に整える必要があります。
腰椎に正しい湾曲を出すには、股関節、膝、足関節が整わなくてはなりません。

このように、首の痛みといっても、根本的な治療を行うには体全体の歪みがある場合は、そこから調整していく必要があります。
そして、正しい姿勢が取れるようになれば、再発のリスクもかなり少なくなります。

・・・話はここまでですが、

結論的には、「正しい姿勢が大切」ということになります。

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