整体、マッサージ、指圧、何が違うの?
整体、マッサージ、指圧、何が違うの?
この質問に明確に答えられる人は、
徒手療法家の先生方でもそんなにいらっしゃらないでしょう。
私も明確には答えられません。
明確には答えられませんが、日本の法律で 決められている
定義からは個人の主観無く答えが決まっています。
細かいうんちくは無しとして単純に書くと、
<整体> 資格不要
手技は何でもよくて、体の状態を整えて健康な体に戻す
<マッサージ>
国家資格取得が必須。資格のない者がマッサージ行為を行うと罰せられます。
ヨーロッパから日本に輸入された手技で、体の末端から心臓に向かって(求心性)、
手のひらなどで体表を圧迫しながら、組織の老廃物除去、筋緊張の緩和などを
行う。
<指圧>
国家資格取得が必須
昭和時代に、浪越徳次郎先生が考案し、戦後に国家資格として唯一認められた徒手療法。
親指を主体にして、体表から気持ちよい圧を体の中心に向けて掛け、体内の血液循環などを良くして
身体の働きを改善し、健康な体を取り戻す主義。運動法なども取り入れる。
ということになります。
あれ、全然簡単に書けていないですね。
患者様からすれば、体の不調や痛みを改善してくれれば、
方法は何でもよいんです。
しかし、現代においては、整体院や整骨院が増えすぎて、いったい
この辛い症状を取るためには何処に行けば良いのかわからない!
という状態になっています。
一つ言えることは、辛い症状を抱えている患者様に、本気で向き合い
良くなるように患者様と二人三脚で改善に取り組んでいく。そういう
先生は良い先生だと思います。
そこは、私のポリシー。
そういう先生でありたいと思っています。