院長のブログ

肩こりの患者様!

肩こりの患者様との信頼関係

先日、当院にいらっしゃった患者様は重度の肩こりでした。

肩と言っても、実際は背中の「脊柱起立筋」という人間が直立の姿勢を保つために必要な最も大切な筋肉群がすごく硬くなっていました。

初診の方でしたので、初めて患者様のお体に触れる訳です。

最初のうちは、さほど筋肉が固まっているとは思っていませんでした。

ところが、患者様の反応と何となくの私の指の感覚が「何か違う」と思ったようで。

「もしかして、肩と背中、かなり辛くないですか?」とお聞きしたところ

「はい!」

・・・この瞬間、私の治療方針を変えました。

こうこうことは良くあることです。

患者様の感覚と、施術側の私の感覚が大きく乖離していることがあるわけです。

患者様の中には、自分の感覚がうまく施術側に伝えられないことがあります。限りのある施術時間の中で、いかに患者様の身体を理解して最適な治療ができるか!

それは、患者様の身体と私の手の感覚が一致したときに「ふっ」とわかります。患者様もそのことを察知してくれるようです。

おかげ様で、残りの時間で患者様の身体を楽にして差し上げられました。そして、次回のご予約も頂いてお帰りいただきました。

患者様の信頼関係は、このようなところから産まれてくると思っております。