院長のブログ

肩が上がらない!もしかして五十肩?

肩が上がらない!もしかして五十肩?

五十肩はその名の通り、五十歳前後で発症する疾患です。
四十肩といわれることもありますが、同じことで、発症した年齢が四十代か五十代かで、
呼び分けているようです。

私は五十歳を少し過ぎていますが、幸いにして五十肩には
なっていないです。
ですが、たくさんの五十肩の患者様の治療をさせていただいてきておりますが、その痛みはなったご本人しか分からないところがありますよね。
患者様の辛さを少しでも早く軽減できるように日々努力をしております。

さて、五十肩といっても、2タイプに分けられます。

すごく簡単に言うと、
<1タイプ目>
筋肉の軽い炎症などで、一時的に肩を上げると痛い場合

この場合は、一時的な炎症なので、数日や数週間で良くなります。

<2タイプ目>
関節の内部や周辺の軟部組織が加齢によって(長年使ってきて組織が疲れてくる)変化(変性)し、あるとき、痛みとなって現れるタイプ。

このタイプは、「いわゆる五十肩」とも言われ、治るのに時間がかかり、また、リハビリも頑張る必要があります。
リハビリも痛みを伴うため、どうしても自力では痛みをかばってしまいます。そして、完全に肩があがるようになる前にリハビリを諦めてしまう方が多いです。
日常の生活動作にはさほど支障はでませんが、五十肩発症前の状態まで肩が上がるようになったほうが良いですよね。

当院のような指圧治療院では、2タイプ目の「いわゆる五十肩」の患者様の治療がメインです。
患者様と協力してじっくりゆっくり治療を行いますので、ほとんどの場合、五十肩の発症前の状態まで完治させます。

なぜ肩があがらなくなるのか?

五十肩になると、肩を上げようとすると痛みを伴います。
発症して間もないころは、肩が多少痛いが上まで上がりますが、痛みが徐々に増してくると、肩を上げたくなくなるため肩を動かしたくなくなるというのが人情ですね。
肩を動かさない、すなわち、肩関節が少しづつ固まってくる。そして、肩周辺の筋肉(肩甲骨や背中、首など)も固まってくる。肩関節内部の組織も固まってくる。
この状態が数週間~1,2カ月も経つと、肩関節が拘縮してきます。そしてどんどん肩が上がらなくなる。

まして、夜中にシクシク痛むようものなら(夜間痛)、肩を動かすなんてもってのほかですよね。
痛くて動かせない!

ここまで症状が悪化すると、整形外科などを受診されるため、そこで五十肩の診断を受けて治療を開始されたりします。

肩の癒着が始まる前に適切な治療を!

同じ肩が上がらない症状でも、肩関節周辺の状態から3つの病態に分けられます。

(1)肩関節周辺の筋肉の固まり(拘縮)によって肩があがらない。
(2)肩関節内部の組織の拘縮によって肩があがらない。
(3)上記の(1)、(2)に加えて、肩関節の内部にある関節包(肩関節の水分を蓄える袋)が周囲の組織の癒着も起こって肩が上がらない。

これら3つのうち、(3)になると症状の改善まで少し時間を要します。
人によりますが、肩が固まってリハビリを開始してから半年~2年かかる場合もあります。

癒着する前に、早期の治療を!

肩が痛い、あるいは上がらなくても、ついつい治療を行わずに騙し騙し過ごしてしまう方が多くいらっしゃいます。その結果、肩が完全に元の戻らないまま過ごしている方もいらっしゃいます。

生活に支障がなければ問題ないのかもしれませんが、できることなら元の状態に戻したいですね。

ぜひ、適切な病院や、当院のような指圧治療院に受診・ご相談してください。