腕のしびれ

腕のしびれの症状は、腕の神経のまわりの筋肉や軟部組織の硬さを取ること、そして血流循環や老廃物の流れの滞りを除去することによって緩和されていきます。

腕の神経は首（頸椎）から伸びているため頸椎の調整は必須となります。さらに、その神経（脊髄神経）は、首（頸椎）だけでなく背中（胸椎）、腰（腰椎）まで伸びています。そのため、頸椎を柔軟に調整するためには、体の土台である骨盤から腰椎、胸椎を正しい状態に調整していく必要があります。

背骨（頸椎、胸椎、腰椎）全体のカーブが正しい姿勢となるように指圧（押圧動作）で筋緊張の除去を行い、同時に、血液循環の改善、神経へ軽い刺激を与えるなどを行います。

背骨全体の歪みが内臓の位置異常（胃下垂など）を起こし、身体のバランスを崩して首に負担をかけているなど、内臓由来の原因も考えられるため、腹部の指圧による内臓、自律神経の調整や、腹圧の調整なども行って症状の改善を図っていきます。

●通院回数の目安

疾患名や症状の強さにもよりますが、おおよそ下記が目安となります。

▶　肩こり、首コリからくる腕のしびれ・・・１回から３回

▶　頸椎ヘルニア・頚椎症からくる腕のしびれ・・・５回～１０回

痛みや痺れが強い場合は、なるべく週に１度の通院が望ましいです。（間が空いてしまうと、症状の戻りのために治りに時間が掛かってしまいます。

お仕事等の都合で集中的な通院が難しい場合は、お伝えするセルフケアをしていただき、極力、症状の戻りを少なくしていただいております。

特に頚椎ヘルニアから来る腕のしびれは、夜も眠れないなどの辛い症状を伴います。ですが、早期に治療を開始することで、症状も早く取れていきます。

我慢せずに、ぜひ一度、当院にご相談ください！