「首が痛い!」原因は?
首にかかる負担・痛みで多いのは寝違え!
首の重さは体重の約10%
首は重い頭を支える大切な役割を担っています。
頭の重さは、体重の10%もあり(ボーリングのボールよりも重い)、首は常にその重さを支えています。
首は、7個の骨(頸椎)が積み木のように積みあがって出来ており、その周りには、首を前後・左右・上下・回すなどの動きをするための筋肉や付随する組織が存在します。これらの骨や筋肉、組織に異常が発生すると、頭の重さをしっかりと支えることが難しくなり、様々な弊害が起こって首に痛みが出ます。
朝起きたら首が痛い、動かせない・・・寝違え!
このような症状は、まず寝違えを疑います(※寝違えではなく重篤な症状の場合もありますので、痛みが続くようなら病院へ早めの受診をしてください)。寝違えは、夜眠っている間に、例えば、首を無理な角度のまま長時間同じ態勢を取った場合に、首の筋肉への血流が阻害され、時には炎症を起こして痛みが出ます。
この痛みは、炎症を起こしている期間(3日~4日)ほど続き、酷い場合は1カ月~数カ月痛みが続く場合もあります。
痛みは徐々に緩和されてきますが、仕事や生活に支障が出るような場合は、適切な治療を受けることをお薦めします。
腕にしびれが出る場合は要注意!
首の痛みの他に、「痛みやしびれ」が出る場合
首の痛みだけでなく、しびれを伴う場合は、次のような疾患の可能性がありますので注意が必要です。
1.頚椎症
年齢とともに発生する確率が高くなります。首の骨と骨の間にある椎間板が年齢とともに狭くなったり、骨棘と呼ばれるトゲが骨に出来たりすると、神経を刺激して痛みを発生させます。
首から出た神経は、手の指先まで伸びています。従って、「しびれ」は上腕、前腕、指先まで及びます。また、前腕だけ、あるいは指先だけ痺れるというケースもあります。
最初は何となく首が痛い状態が続き、症状が出る時と出ない時が繰り返すなどの症状が現れます。
下記の「椎間板ヘルニア」と違って、症状が急激に出るというよりも、徐々に徐々に痛くなるというケースが多くみられます。
2.頸椎椎間板ヘルニア(頸椎ヘルニア)
頚椎ヘルニアは、前述した「加齢」によるものに加えて、激しい運動などで首に衝撃が掛かる場合にも発症するケースがあります。
したがって、10代、20代などの若年層でも発症します。
頚椎の椎間板は円盤状となっており、表面は硬い膠原繊維でおおわれています。しかし、内部は髄核という水分を含んだ柔らかい物質で出来ています。
首に激しいストレスなどが加わると、髄核が膠原繊維を突き破って椎間板の外部に飛び出します。このとき、椎間板のそばを通る神経に触れる、もしくは圧迫することによって、しびれ(神経痛)が発生します。
スマホの見過ぎや、長時間のパソコン作業
現代病とも呼ばれる「スマホネック」「ストレートネック」
長時間、うつむいてスマートフォンを眺めたり、一日中デスクワークで、首を下げてノートパソコンを操作している人も要注意です。
スマホネックは病気ではありませんが、長時間、首を下げた(下を向いた)姿勢を取り続けることにより、首を前に出した姿勢の癖がついてしまった状態です。
このような姿勢では、首を支える筋肉を使いすぎて首の筋肉が硬くなり痛みとなって発症します。
先にも述べたように、首を前に突き出した姿勢を取ると、首にかかる頭の重さの負担は4倍、5倍とかかります。
首の後ろの筋肉がオーバーワークとなり、硬くなった結果、首が回らない、可動範囲が狭くなる、首を回すと痛い、などの症状を発生させます。
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