症例

【症例】頚椎症性神経根症:5か月前から首付け根の痛みと腕・指のしびれ(50代男性・会社員)

通院回数(6回)
来院頻度( 週に2回→1回、10日に1回)

頚椎ヘルニア治療。秋葉原の整体|痛み、しびれ専門のアキバ手あて指圧院

▼来院までの経緯

・・・最初に症状が出たのは6年くらい前。病院でレントゲンを撮り、痛み止めとシップを処方された。その後、1,2年おきに症状が出たり出なかったりを繰り返し、そのたびに病院を受診。

昨年11月(約5か月前)に、会社で仕事中にこれまでと違った首の痛みと、それまで出ていなかった痺れも出てきたため整形外科を受診。レントゲンを撮り痛み止めを処方されて様子を見ていた。

今年の3月中旬(1ヵ月前)に症状が強くなってきたので、再度病院を受診。MRI検査を行ったところ「頚椎症」と診断された。
ブロック注射(神経根ブロック)を2週間おきに3回打って痛みは和らいだものの、痺れは一向に収まらない。

痺れを改善したいというご希望で、会社帰りの通勤途中に通いやすいとこうことでインターネットで当院を探してご来院された。

▼初回来院時のお悩み・身体の状態

▼カウンセリングでお聞きした症状やお悩み、ご希望。

・レントゲン写真から、頚椎の4番/5番、5番/6番に骨の変形が見受けられた。
・上腕~親指、中指まで、ほぼ常時痺れている。寒くなると痛みが強くなる。
・痺れはあるものの、夜は眠れている。

▼来院時の身体の状態。

・首を上に反らすと(伸展)、右腕に痺れが出る。
・首の横側と後ろ側、肩甲骨内側に筋肉の過緊張がみられる。

問診・触診

▼施術経過

【初回】
・首を伸展させると腕に痺れが出ていたが、指圧後に痺れが半減。
・仰臥位で胸椎1番を伸展させると肩甲骨に痛みが出ていたが、指圧後に痛み消失。

【2回目】初回から3日後
・平常時には症状を感じないまで回復していた。首を上に向けると首の付け根に痛みが出ていたが、施術後に痛みは消失。

【3回目】初回から8日後
・薬を服用していると治りが遅くなる傾向にあるので、前回の施術後から辛くなければ薬(プレガバリン)の服用を止めていただいた。その結果、症状は悪化せずに現状維持。
・首伸展での首の痛みと腕の痺れは、指圧後に消失。
・首の右伸展動作では、依然として指圧前後で首の痛みが変化しない。

【4回目】初回から19日後
・腕の痺れの強さが、10段階で当初は10であったが、3まで減少。
・首伸展もしくは首右伸展時の腕の痺れが指圧前で3、指圧後にほぼ消失。

【5回目】初回から29日後
多少のしびれはあるものの、症状はほどんど気にならないまでに回復。クスリは引き続き飲んでいない。首伸展で弱い痺れがあったが、指圧後に消失。首右伸展で肩甲骨に痛み、腕に痺れがあったが、指圧後にほとんど消失。
この段階で、症状がほとんど無くなっているためほぼ完治と判断。

【6回目】初回から39日後
前回、若干の症状が残っていたため、本人のご希望により来院。
首伸展で、前腕~母指・人差し指に軽い痺れ。首右伸展で、上腕に多少の痺れ。両者とも、指圧後に症状が消失(※首右伸展時にやや症状が残った)。

首の硬さが目立つため、次回、3週間後に再発予防のためにメンテナンス通院を行う。

▼この患者様から頂いた感想

思っていたよりも早く症状が取れて嬉しいです。再発はしたくないので、完全に痺れが取れるまでよろしくお願いします!

問診・触診

▼院長より

アキバ手あて指圧院・院長

この症例は、薬とブロック注射が効いたものの、痺れの症状がなかなか取れずにご来院いただいた例です。
お体の関節が柔らかい方でしたので、症状の変化が現れやすい方でした。
当院ではこの方のように、頚椎ヘルニアあるいは頚椎症と病院で診断を受け、病院の薬や一般の整骨院の治療ではなかなか改善しない方のご来院が多くあります。

どのような症状の方に対しても、まずは詳しく状態をお聞きし、そこからどんな施術をしていくかを組み立てていきます。

頚椎ヘルニア・頚椎症の治療について詳しく知りたい方は、下記の解説ページをご参考ください。
頚椎ヘルニア
頚椎症

問診・触診

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